詩人:たか
冬に降る大粒の雨が夜の街灯に触れてきらめくころいつも僕が傘を持って君を迎えに行ってたよね2人の別れそれは突然でその日の天気も大雨だった君が急に別れをつげてきていつもの2人の帰り道1人で駆けだしていった僕の傘を握りしめたまま…いつも2人で使っていた傘がこれで君の物になったんだそのまま使うのか捨てるのか全部君の自由だよ僕はといえばこれから雨が降っても新しい傘を買うことなく君の気が変わるのをずっと待っている