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詩人:鶉ック カロメリック
氏は走り行く
それは長く
未知である
氏は笑われた
生き様の滑稽さと
己への無知を
少なくてよい
いつの時も
純粋なものは
わずかな人々から
届くから
あなたの
あなたについての
あなたを
私が見留めた
あなたには
あなたの家族こそが
あなたの味方である
しかし
家族でない
ほんのわずかな私たちも
あなたの味方になろう
惜しまず声を出そう
駆け出そう
あなたは1人で
たった1人で
行く
私たちは
後を行く
ただ一つの約束は
あなたが倒れた時は
あなたの屍をこえて
私たちの1人が
1人で走る
あなたは何のために
行くのか
それが私たちには
わかるから
それを得るために
走るのだ
自分とは何かという
言葉で説明ができないものを
得るために