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[119083] 最重要機密文書〜完結〜(少女)

詩人:ひこ星

大好きなアイツに呼ばれた。

なんかすんごくドキドキしてた。
ドキドキしすぎて、だまってアイツについて行った。


いつまで歩くんだよ… 中庭まで来ちゃったじゃん。


アタシは声を振り絞った。
「何なの?どこまでいくの?」



「あのさぁ、俺お前のこと好きだ」



一瞬、時が止まったみたいだった。

ふと、考えた、あの手紙はコイツだったの!?
どうりで馬鹿なわけだ。

嬉しい反面、おかしくて笑いが止まんなかった。


「なんで笑ってんだよ。こっちは大真面目なんだからな。あんな手紙まで書いて」アイツが言った。


(やっぱ、あの手紙の差出人、こいつだったのか)
そう考えたら、さらに笑えた。

アタシは笑いながら「嬉しいけど、○○が…」


笑い疲れたら、今度は涙が出てきた。

嬉しすぎて、あまりにも幸せすぎて…


「付き合って下さい」
アタシの口から知らないうちにこの言葉が出てた。


その時のアイツの笑顔。アタシは一生忘れないと思う。



だって、夏の太陽より、輝いてたから。



2008/01/15 (Tue)
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