詩人:ピースウォーカー
母校である小学校が
廃校になると決まった
なんとなく小学校が見たくなった
くたびれた外壁
動いているのか定かではない
外にある時計
少人数では広すぎるグランド
小学生には高すぎる鉄棒
ブランコや砂場
何もかも懐かしい
当然だが
どこを探しても
あの頃の俺は居ない
思い出として残っているだけ
廃校になったらあの頃の俺は
ドコへ行くのだろう?
初めて悔しさを知った俺
初めて協力を知った俺
初めて助け合いを知った俺
初めて恋を知った俺
あの頃の俺は
ドコへ行くのだろう?
2011/01/27 (Thu)