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詩人:理恵
苦しい、苦しい。
本当は、生きたいの。
本当の自分で生きたいの。
でもそれは、
孤独と共に生きるということ。
本当は、生きたいの。
温もりと共に生きたいの。
本当の自分は
温もりとは相容れない。
そんなの
今までの人生でわかってる。
自分から与えなきゃ
だめだよって言うけど
そんな理由で与えたものは
100%返ってこない。
そして、見返りを求めて与えることは
酷く虚しいんだよ。
そんなの、
今までの人生でわかってる。
わからないよ。
自分から話しかけても
笑顔を心がけても
明るく振る舞っても
温もりに触れられない
寂しさなんて・・・
誰にも。
できれば
壁がある自分を
受け入れてほしい。
だってそれが
本当の自分だから。
わがままかな?
陽気なこと
笑っていられること
壁がないこと
それが
人と接することができる条件?
相手は
寂しいものね・・・。
だから
私と温もりは
相容れない。
今の私には
どんな諭しも慰めも
綺麗事だよ。
私は人と関わってはいけない。
どんな人も
不幸にしてしまうから。
H27.1.2