詩人:グランギニョル
真っ青な空を引っ掻いて自分が生きていた爪跡を残す傷口からトロリと青が落ちてきて顔を濡らす私の心の限りを憐れむかのように空はどこまでも突き抜け広がっていた私は虚しく手を突き出し天を仰いだ