詩人：ポピァ

君は今何を見ているの


お互い別々の道を選んでからずいぶんたったね


調子はどう？


僕ぼちぼち。
相変わらず平坦な道を歩いているよ



終点は同じはずなのに
なかなか君と出会えないのはどうしてだろうね


いつか会える
そう思いながら僕は僕の道を歩いているよ


君もそう思っていてくれることを願ってるよ




今夜の星はきれいだけど

どう？

そっちはみえてる？


あの一番輝いている星
君みたい

いつも輝いててさ
僕なんかが手を伸ばしたってとても届かないよ
ほら
手を伸ばしたって触れることが出来ないよ
触れるにはとても遠すぎる


少しでも君に触れたいから
僕はこの道を歩き続けるよ


いつかこの道が終わり
いつかこの旅が終わったら


君に会えるかな
この旅の終点で