詩人:風
何でもわかっているみたいに知らないはずの出来事を言い当てたりするから気持ちが食い違うたびに瞬時に計算された行動でぼくが苦しむのも予定通り笑っているのかと一度浮かんだそんな考えはどんどん膨張して全てから逃げたくなる防御の為に暴挙とも言えるボールをきみめがけて投げつけけたボールは何故かきみの体をすり抜け消えてゆくんだ返ってこないボールはどこかで誰かに痛手を与えている気がする