詩人:紀帆
ペットボトル当たり前の回し飲みバスの座席隣に座ってかじりつくパン夕暮れの登下校重なる影夜中のメール何でもない言葉の羅列"誰にも言うなよ""こんなことお前にしか言えないだろ"と肩を抱かれて告げられた名前は自分じゃなかった最高の褒め言葉で傷付く自分が許せなくて突き放すこともできなくてこれ以上近付くこともできない今が崩れるのが怖いのに変わらない関係がもどかしかった今でも言えないままbest frend