詩人:如月 ちゃこ
君との思い出を
簡単に消せるほど
その傷は浅くなくて
癒されないまま
傷を隠して
強がってる毎日
君を早く忘れたくて
倒れそうなほど
無茶も繰り返した
君を早く消したくて
君がくれたモノを
目に映るまま
手当たり次第に
全て処分した
君を少しでも早く
思い出にしたいのに
思考回路とは裏腹に
いつも君の残像を
追いかけ続けてる僕
君のコト
そんなにも簡単に
忘れられないコト
ほんとは自分が
一番よく知ってるのに
キミニ…アイタイ
心の奥深く
隠したはずの想いが
僕を支配していく
少しでも早く
この苦しさから
逃げ出したいのに
君のいない
色褪せた毎日から
逃げ出したいのに
僕はあの日から
叶わない願いを胸に
もがき続けてる
キミニ…アイタイ…
今の僕を動かすモノ
それは
君への断ち切れない
想いなのかもしれない