詩人:華亥羅区凶
君が見えない
ダイヤモンド割れて
中には君の抜け殻
君と離れるなんて嫌
ノリでくっつけて
消ゴムで君以外消して
カスはゴミ箱に捨てた
君は色眼鏡
僕は黒渕眼鏡
時計の針は12を指して
君が死ンデラ
僕はもう爺様
君の手帳は真っ黒
僕の手帳は真っ白
一緒ではない
一緒にはなれない
君は太陽
僕は月
僕とは君の名
雨でドロドロに流れた
鏡に映る君は僕
誰かの形見の鏡に
愛しき
君
が
あぁ、
失ったり
悲しんだり
もうたくさん
あぁ、
さよなら
喜びも
楽しみも
感じない
君は大天使
僕は死神
さようなら
一度として
側には居られない
最後に残したのは
月明かり