詩人:彼方
暗闇で見つけた君は、背中には羽根がある。君は自分のことを「人間の魂を捕る死神だと」哀しげに言う。でも、僕には君が死神だとは思えない…。背中には、綺麗な白い羽根があるのに、どうして君は死神と決め付けるのか?君は死神じゃない…。魂を天界まで連れていく優しい天使。……僕には君がそう見えた。だから、そんな哀しい顔をするなよ。君は死神なんかじゃない。天使なんだ。君の背中には立派な白い羽根があるんだ。可憐な天使に、 君はなれるんだ。