詩人:薔薇野原 雅
目眩がするような都会の中で いつも僕は君を探す
なのに時間(とき)は無情 君をさらっていく
無くした君へのパスポート 冬の夜空へ消えた
やりたいことじゃないことに 振り回されてばかりじゃ
日常に隠された 「小さなシアワセ」に気付かない
人混みに押し潰されたままじゃ 君の声が聞こえない
誰より愛しいはずなのに いつもそっぽを向いてた
僕は弱くて君は強い それが受け入られなかった
夢への乗車券 サヨナラに変えて 小さく頷いてみせた
やりたいことじゃないことに 振り回されてばかりじゃ
日常に隠された 「小さなシアワセ」に気付かない
自分にウソをついてばかりじゃ 綺麗な唄が歌えない
傷つくことを恐れて 偽りの僕を演じ続けた夜を終わらせて
やりたいことじゃないことに 振り回されてばかりじゃ
日常に隠された 「小さなシアワセ」に気付かない
人混みに押し潰されたままじゃ 君の声が聞こえない