詩人:自己満足 2
1992年3月28日
1994年4月某日
2年5月間 長くも短い懲
役がオレの人生を蝕んだ
おかしなモノで そこも
住めば都になり
冬は寒いし 夏もクソ暑かったけど
そんな場所にも桜は咲き
金木犀の花の香が移ろい逝く季節を儚く感じさせた…
あれから一年が過ぎ
君と離れて 既に何年もの時が過ぎ去った
振り返ると 何もかもが
全て過去になっちまったし
オレは性懲りもなく 繰り返しの人生を生きている
またこの部屋に来て
とりとめもなく 過去に残した想いを呟き
日々の鬱憤を書き殴る
今は仕事も人との付き合いも多くなって
孤独じゃないし暇もねぇけど…
ここにはあの頃を感じる
奇妙な魅惑が惹き付けてオレを離さずにいる
通りすぎた軌跡を辿っても
そこには誰も居ないし
からくりのループ
解っていても
それで良い…
真面目に評価しないでくれ
オレの画くものは
ただの自己満足だ