詩人:多久
もう無理さ。僕の中の悪魔が囁く。忘れちゃえよ。うん、もう忘れたほうが良いよねって、本音の相槌を打ち、その言葉とは裏腹に、溺れてしまった自分を救えずに、出口を探す。忘れようったって、忘れられるわけないよね。今までで一番愛したいと思えた人なんだから。簡単な言葉だから、信じてもらえないかも知れないけれど、ホントだよ。初めて伝えた言葉なんだ。だからいっぱい使っちゃったんだ。「大好き」