詩人:弓胡桃
あらゆる登場人物みたいに話を進めるためだけの存在として誰かの指示通りに行動したい何かに身も心も支配されたい何の迷いもなく無駄もなくただその使命を果たすためだけに生まれ 生き 死にたい自分の役割を見付け それを果たすのが人生ならそんなに変わりはないでしょう今ただここでふらふらと全く意味がないことを考えたりしたりで自分の役名も見付けられず私の存在は他人の演じている完璧な台本を台無しにするだけ