詩人:ふぉれすと
絶望の底にいたとしても嘆くことさえできやしない流すべき涙はもう枯れたから憎き仇を殺ろうにも復讐心も消えてしまったあまりに世界が乱れてるから過去を洗い流そうにも押し流せるほどの力がない隻脚のこの俺には慰めなのか哀れみなのか君を抱こうとする気力もない全ての欲情が消えてしまったからどうでもいいやどうにでもなれもう痛みにも憎悪にも悲しみにも慣れてしまったから…