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[23287] 4日目の夜

詩人:在音

何時も言われる言葉

お前には 経験 がないから と
お前の考えは まだ 子供だから

経験不足で 稚拙な僕
では 何をすれば 貴方は認めてくれるのだろう
時間は同時に貴方にも流れているのに

同じ貴方から落とされた
僕以外の分身には
そんな言葉は言わないのにな

そう 暴力も受けない
僕より人の気持ちを解ろうともしないで
言われないからと 自分を正当化していて
我儘で
貴方と一緒になって 自分以外の誰かが悪い と
決め付けて 吊るし上げないと
安心しないヤツ

貴方と同じ
殴られている僕の姿を 見守ってくれる人

守ること と 見守ること の違いを
今回も身体に刻んだ僕

何をすれば 僕を認めてくれるのだろう
普通なら 褒めてくれるだろう出来事でも
僕がすると それが当たり前と...

逆に 他人が褒めてくれるよ
自分ならとても耐えられない と

ここ数日の日課は 病院に行く事
全治2週間との診断
転んだコトになっている

僕よりマシだと 言うのなら
お前より..お前なんかと違って... と言うのなら
どうか僕にも解る様に
貴方はやはり素晴らしい と
僕が感心するようなコト してみせてよ

痛い という感覚を理解して だなんて
考える隙がないくらいに

  

2004/12/17 (Fri)
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