詩人:璃星
傷なんて残るか癒えるかのどちらかじゃないねぇ残してくれるなら何でもよかった忘れられない愛しい言葉でも左頬に疼く紅い痛みでもねぇ何でもいいの憎み続けてしまうような酷い言葉ですらだから何にも言わずにいなくならないで何にも言えないままなんていやなの傷じゃないの思い出じゃないの大きくて真っ暗なぽっかりあいた闇しかないそんな離れ方は今でもやっぱり怖いんだ