詩人:beet
本当は言いたいこと
不平不満山ほどあるくせに
人に嫌がられるのが嫌だから
周りに嫌な奴だと思われるのが嫌だから
波風立てるのが嫌だから
言わないのが 無難
見て見ぬふりをするのが 無難
関わらないのが 無難
誰もお前になど 何も期待しちゃいないのに
ことある毎に 余計な一言 口挟むくせに
いざとなったら 優等生
言わないのが 無難
見て見ぬふりをするのが 無難
関わらないのが 無難
誰もお前のことなど 信じちゃいないのに
自分は常識人
なんて 勝手に思い込んでいて
肝心な時の行動は
単なる小市民
言わないのが 無難
見て見ぬふりをするのが 無難
関わらないのが 無難
誰もお前になど 何か出来るとは思っちゃいないのに
人の顔色 常に伺っているくせに
自分は大物だとうそぶいて 辟易させる
そのくせ 人の手本になること
何ひとつ しようともしない
言わないのが 無難
分かったふりをするのが 無難
いちいち口を挟まないのが 無難
誰もお前になど 何も期待しちゃいないのに
無難
無難
無難
無難
無難
無難
無難
無難
無難
無難
人生 勇気は
必要ないかもね