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[7861] 君ウタ

詩人:アイカ

この唄は、
この唄は、
君がために書いた唄

青に沈んだ
君がために書いた唄

四角石の前で
一日中
泣き過ごした日を
頭が、はっきりと
覚えているから

夢の中で目が覚めて
冷たい床に
足をつけると
君を殺してしまったと思う。

どうか……
どうか……

私を忘れないでいて

君が海に沈んでから
いつも
少しの孤独と
多少の無関心と
微々たる不安を
抱えている

いつも
人混みで君を
探してしまう。

どうか……
どうか……
こんな私を許して

この唄は
君がために書いた唄

永遠に愛する
君がために書いた唄

2004/01/25 (Sun)
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