詩人:ヒギシ
ガタガタの
レンガの小道
立ち止まった僕の前に
颯爽と登場した白猫
痩せていたが
尾をピンと伸ばし
目を光らせて
こう言った
Are you HAPPY?
縦に振りかけた首を
少し傾げて
苦笑い
シロは
ヒゲを動かし
嬉しそうに
Oh,I'm HAPPY!
Yeah!
はしゃぎながら
ジャンプして
塀に上り損ね
向こう側から聞こえたのは
ウカレた調子の
゛Hu〜!゛
笑えたけど
自分も笑えたことに
気付いてみた
ボコボコの
レンガを歩くは
ウカレた調子の
スキップ野郎
2004/05/03 (Mon)