詩人:甘味亭 真朱麻呂
この道はまだまだ続きます
歩き疲れたとしても
この両足を前に踏み出します
それもゆっくり急ぐこともなく
この旅の途中出逢った君と共に
どんな悲しみに出逢おうとも
大きな壁にぶち当たったときも
僕は急がず焦らず笑顔で考えます
いい答が見えたならまた歩き出せばいいのです
巣までせっせと餌を運ぶ蟻と同じぐらいの速さで
ゆっくりのんびり限りあるこの旅を楽しみます
まだまだ道は続くのですから
それでも人生はとてもはかなく短いものですから
だからこそ僕は君とこの道を共にしたいのです
この旅を共にしたいのです
たとえどんな悲しみがやってこようとも
それを越えさえすればまた晴れ渡る空の下
良いことがきっとやってくるから、信じて
それでも僕は歩きつづけます
突き進みます
この道を君と
この道を君と
果てしなく続く限りある旅を君と
楽しみながら行こうと思います
ほらまた雲の隙間から光が射し込みました
良いことがまたあるでしょう、ね。