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[104402] 僕が君にできること

詩人:甘味亭 真朱麻呂


いつでもどこにいても君だけは僕の味方で
どんな誰もかなわない暖かなやさしさをくれました

夜の街に家へと続く光の路が見えました
冬のこごえた両手をポケットに突っ込んで
変わりゆく景色をふたたび訪れる始まりの季節に僕はまた生まれくるまだちいさな光を見つけました
かすか遠くに見える灯りがここにいる僕に暖かさを分けてくれる
終わりそうな時を間に合わせるように
僕はさっと急ぐ今日から明日へと
そしてまた次の日へと

想いはいつだってこの距離を超えて
さびしい夜にはなるべく早く帰るから
それまで待っていてほしい
駆け足で帰るから

僕が君に愛する喜びを教わって
かえす返事は愛してる
何気ない仕草の一つ一つに隠れてる答
ただじっと僕は楽しい会話の途中さがしています
見失わないように
光はいつでもこの手ににぎって

瞬間、ぽろりとこぼれ落ちる涙
悲しみなのか、喜びなのか、切なさなのか
僕は見分けながら答をさがし解決策を導き出すよ

君が僕にしてくれることの
それ以上に僕は君になにかをしてあげたい
ゆるやかな時の中
夕暮れのきれいささえ思えないほどに疲れ果て
そんなからだを支えるみたいに後ろから抱きしめられる
君の暖かさは本物
僕が君にできること
いつもさがして
どんなささいなことだとしても見過ごさずに
君が愛してくれるそれ以上にもっともっともっと僕は君になにかをしてあげたい
だから今こうしてる瞬間さえ僕は君にしてあげられるなにかをさがしてる
君の笑顔がただ純粋に好きだからね
君のことがただ好きなんだからね
僕は君に限界さえ超えたなにかで恩返しをしたいな。

2007/06/29 (Fri)
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