詩人:あいく
私が若かった頃
取引先からの帰りに
同僚の女の子と
並んで歩いてて
妙に肩がぶつかるので
変だな、とは思いながら
少し間をあけてみたけど
やっぱり肩が当るので
混んだ雑踏を
歩いているのだから
しょうがないものと
思っていました
今思うとひょっとして
なんかサインやったかな
などと、おっさん臭く
考えたりして
もし仮にそうだったとして
そんなサインなんか
気付きもしない
お子様だった自分が
微笑ましいくらいです
そんな思いに今更
邂逅している自分は
全くもって微笑ましくはありませんが。。。
2005/05/04 (Wed)