詩人:beet
今まで 多くのヒトと出会い
時には笑い
時には怒り
そして 時には裏切られ
袂を分かった
誰のせいでもない
全て自分だけのせいでもない
そんなことを考えながら
ひとつのことに剥きになる自分が
何だか懐かしくさえ思える
ただ
理屈は分かっていても
自分は人間という不条理な生き物だから
ふと寂しく思う
皆 目先のことだけ考えてしか生きられないのか、と
でも 明日はまた来る
僕が死んでも
地球上のどんな生物に生死が訪れようとも
地球という星の営みが続く限り
また明日が訪れる
これから どのような 楽しみが
これから どのような 苦しみが
待ち受けていようとも
決して 怯まず
決して 力まず
歩き続けたい
時には 立ち止まることも
時には つまづくことも
全て投げ出したい と思うこともあるだろう
でも
どれだけ つまづいでも
どれだけ ゆっくりでも 最後まで
歩み続けたい
つまづくことは
恥ずかしいことではない
立ち上がらないことの方が
もっと恥ずかしいこと、だろうから
どんな状況に置かれようとも
決して自分を見失うことなく
未熟者は 未熟者なりの 歩み方をしてみたい
俺らしく
自分らしく