詩人:どるとる
思ってもみなかったページはめくられてさよならの時は来る 僕らは互いに背を向けた そして 今日、僕らはさよならをする バイバイと手を振ることもなくただ 二言三言話しただけ さよならの雨は降る僕らの頬を流れるさよならの雨が降る僕らはもう会えない 真っ赤に染まる他人同士になったその時僕らを本当の悲しみが襲うそれでもさよならすることを選んだ僕らは 愚かだね 何もかもから背を向けて逃げたから。