詩人:老女と口紅。
-うらぎり-
先日.15年前にツレから貰ったメス犬に噛まれた。12日間だが、大怪我である。小型で短毛、おっとりタイプではあるが芯が強く頭は弱い。思い起こせば昔は良くなついていた…。僕は基本的に放し飼いで、何.不自由なく好き勝手に育ててあげたが.今思えばそれがいけなかった…。まあ流れで10年くらい前に仔犬を一匹.生ませたが、その頃からコヤツは手に負えない様に…。生んだだけで子犬の世話など出来るはずもなく時は流れた。もう最近では飼い主である僕の言う事など更々聞く耳もなく.好き勝手放題。見兼ねて仕方なく教育的指導をしていた矢先にガブリ!と噛まれた訳である。俗に言う逆恨みだ。今まで食わして貰っておいて何の有り難みも無い。非常〜に.たちが悪い。頭が弱いという事は迷惑という事だな。今更あきらめてはいるが…あきらめてはいるが…
紅の詩(くれないのぐち)