詩人:そほと
感性の育て方なんて私に聞くかいそうねぇ負けを認めちゃうことかな〜 子猫のカワイさに負け 秋の空の高さに負け タンポポの根っこの深さに負け 糸月の細さに負け 海の穏やかさや怒りの激しさに負け 雪の静けさや重さに負け 手放しに何の構えも無しに 受け入れられた時 すっぱりと負けて自分が透明になれた分だけ 感性は育つのかもしれない