詩人:黒夢
君の思いが綺麗過ぎて。
君の言葉が真っ直ぐ過ぎて。
君があまりにも他人の事に必死になるから
今まで作り上げた自分が壊れてしまう気がする。
僕自身がどう変わろうと
僕が僕である事にはかわりないのに。
ただ。
差し出された手を握るのが怖いんだ。
変化するのが怖いんだ。
だって。
こんな簡単に変化して
新しい自分に成れた時
これまでの自分を忘れてしまいそうで。
もがいて、足掻いて。
頑張って、格好つけて。
後悔して、我慢して。
そうやってきた前の自分は
変わってしまえばもう終わり?
そう思うと
どうしても君の手を取る事を躊躇う。
君の心が綺麗過ぎて。
君の全てが真っ直ぐ過ぎて。
君はその心の変化を
どうやって受け入れた?