詩人:現実的SUGILL
ひとしきり落ち込んで
こぼれた涙をかきあつめ
痛い妄想に投げつける
かなしい未来、打ち消して...
これは神様が与えた
試練なんだと
チャンスなんだと
言い聞かせていた
どこかで待っている
運命も幸運も
目に見えないだけ
本気になればいくらだって。
そして、いまがそのときで
絶好のタイミング
私の本気振り絞って
みんなに見せつけたい
汚れたって気にしない
何度だってスライディング
そんな超攻めの姿勢が
いつだって、魅力的に映る
いつだって彼に惹かれてく
思い切って飛び込みたい
心地いいリズムで
世界がまわりだせば
胸に響くありふれた幸せ
実はディテールなんて
どうでもいいと気づいたよ
ドキドキしている
いきすぎた
ランナーズハイのように
だってもう、本当のことに
気づいてしまったから...
世界は私がいなくとも
勝手に動いていくけれど
私はひとり、世界にひとり
代役なんてどこにもいない
私の"中の人"は私だけ...