詩人:カィ
月の兎へ向けたラブレターかかとが痛くなったの少し歩き過ぎたみたいいくら歩いても走ってもあなたの元へは行けないのにそのうち弱音も本音もはけなくなるからその時はそっと手を繋いで空も飛べそうあなたが言った『大丈夫!』今も、ここにあるわ失くしたって見えなくたって探し出せるはずでしょ?澄んだ夜空に星は瞬いて月の兎が笑うのに涙のカーテンが邪魔して霞む今日も月が見えない今日もあなたに会えない