詩人:KiraAya
お前は俺を踏みにじる
俺はお前に絶望する
お前がどれだけ俺の信頼を失っているのかお前は気づいているのだろうか
構わないと思っているのか
仕方ないと思っているのか
どちらか、或いは、どちらも
俺はお前と違って
無償には人を愛せない
お前が俺を愛してくれなければ
俺はお前を愛せはしない
言葉は何も聞きたくない
お前が今の暮らしを改めない限り
俺はお前に踏みにじられ続けなければならない
俺がお前にとって価値のないものなのだとこの胸に焼き付けられ続けなければならない
俺はお前を愛し続けてはいられない
俺は見捨てたくはなかった
お前をずっと愛していたかった
お前の目が醒めるまでベッドの傍らに寄り添っていてやりたかった
お前が俺を必要とする限りは
だけど今 お前にとって俺は悲しみを与えるだけの存在でしかないだろう
俺はお前の全てを許して笑えはしないから
お前が腐り果てて行くのをただ見ないふりをする俺に
俺にそうさせているお前に
そうしてお前のせいにしている俺に
ただ絶望する