詩人:鰐句 蘭丸
朝日の陽の光のあたる小川水面が水煙で霞んでいる野の霜の降りた雑草も春の暖かみを受けて凍えた身を緩ませてる運転席の曇りガラスの向こうの太陽は虹色の柔らかい放射線に包まれて片道112qを走る輸送車の中の俺の心をも解きほぐしてくれている