詩人:高級スプーンあと何年
平等に平等に等分に寸分の狂いもなく切り分けられたあなたの狂気が甘味を含んだ錠剤みたいで噛まずにぬるりと喉奥へ入り込んでゆく明日苦しむとしてもやめられないこの行為ドカ食いなんてダサい呼び方はしないで名前を言ってよ甘い甘い甘ったるい声で濁音のつかない私の名前を