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詩人:どるとる
おだやかな夜に溶け込む
ぼくはひとり
夜空にちりばめられた星を数え
途中で面倒になって
わずか数分で投げ出した
いつも そんな調子だ
性格だから仕方ない
結論はいつだって出るのだけは早い
詩人は今日も
心の中の思いと
向き合いながら
描いては消して
消しては描いて
言葉を並べてる
でも結論は もう決まってるんだ
キミが好き
それだけなんだ
なんて単純な思いなんだろう
それでも不思議なくらい命さえ懸けてしまえる 思いだ
好きを伝える
真夜中のひとりキャッチボール
少しずつ朝へと傾く夜がだんだん 優しさで満ちてゆくよ。