詩人:貴
最後まで君に言えなかった言葉はちょうど雨音にかき消されてしまったように僕の心の中で漂ってる涙を雨に隠しながら笑う君を抱きしめることしかできなかった僕は情けないかい僕らはいつか大人になって幸せを求めるだろう君に好きだと言えなかった いつの日かまた会えるかな伝えられなかった言葉とともに悲しみをのせた雨が二人を包んでいた