詩人:祈緒
春夏秋冬の季節を巡り子供は 少しずつ大人になっていく僕は思う「大人になんかなりたくない」でも 時は流れ続ける僕がどう足掻こうと僕は大人になっていく今の僕が白いかなんて判らないでも 少なくとも未来の僕よりはずっとずっと白いだろう未来の僕は染まりきっているのかな混ざりに混ざって真っ黒かな僕はいつまで経っても白で在れるだろうか