詩人:蒼月瑛
「ごめんなさい」
僕は君に謝りたい
あんなことしてごめんなさい。
全部僕が悪いのに
君は「俺も悪かった」と言って励ますの
その励ます言葉が、僕の心を揺るがしていることに君は気づいているのでしょうか?
僕は君に謝りたい。
どうやったら許してもらえるの?
君はそっけない顔して「許したさ。」って言うんだよ
それは嘘。僕には分かる。
だって君の目がそう言っている。
僕は君に謝りたい
何て謝ればいいんだろう?
ごめんなさい。ごめんなさい。
君は、何度か汚い目で僕を見た。
僕には分かるよ。
よく君の目の色を見てるから。
何でそんな事するのかな?
何度も冀うのに?
君は「来るな」って言うんだよ
僕が近づきたくたって、君から逃げるから。
安心して。僕は追いかけたりしないから。
ごめんなさい。
そう言いたいだけなんだ。
僕は君に謝りたい。
僕は君に謝りたい。
僕は君に謝りたい
僕は君に謝りたい。
僕は君に…
よかった…
やっと会えた…ね?
逃げ場なんてないんだよ??
君は子馬さんだね。