詩人:黒
常にこの街に狂う
ゴミが似合う街
我が街
黒服がうろつき学生達は闊歩する
人混みを避けて避けて酒を飲むだけ
働いて食って寝るだけの街
いつもの公園には服をきた犬達と甲羅を干す場所がようやく見つかった亀
冷めた視線を送った後噴水は良く見ると粒に見える
後ろから彼がやってきた
仲間達と街をうろついたら朝には帰るよ
公園も夜は違う顔
6階はもう無い
それでもここに歌うよ
ゴミが似合う
やっぱりゴミが似合うな
ゴミが似合う街だな
ひとり笑い歩く
人混みを避けながら
避けながら
避けながら
避けながら夜へ