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詩人:シゲヲ
一番最後に悲しむのは、
だれなんだろう?
僕たちは若いから、
目の前の楽しみしか見ない。
あなたは覚えてないですか?
おじいちゃんに手を引いてもらったことを。
おばあちゃんに自分のワガママを聞いてもらったことを。
忘れないで?
幼い日に見て、触れた、
あの人たちの手を。
忘れていませんか?
両親でも同じ。
言葉で伝えること、それしかできないから。
僕は語ろう。
あなたの愛は……
あなたの想いは!
届いてますか?
気付いて……ください。
お願いだから。
たとえ、どんなにあなたが両親を労わり、
おじいちゃん、おばあちゃんを想っても。
両親の愛には、
おじいちゃん、おばあちゃんの想いには、
勝ることは絶対無い。
あの人たちは……あなたが生まれたときから、
愛してくれてるのだから……