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[641] 一行詩集  〜妹〜

詩人:野上 道弥

いつでも寂しい瞳の奥にある輝きを護りたい



泪が止まらないなら止まるまで抱いていてあげる



君の言う仕方がないは本当に終わりのようで仕方がない



護りたい君に逢うことが出来ないから寂しい



夜の闇を引き裂く光を二人で見た憂い



煙草で髪を焦がすくらいの失意



赤らめた頬を見られまいとする抗いの中の新発見



麻痺した感情から滲み出る私だけへの笑顔



星の数の出会いとそれに伴う孤独感の比較



矛盾しつつも離れたくない孤独と温もり



 

君に感じた姿写しの私
 

2003/02/17 (Mon)
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