詩人:華亥羅区凶
我こそが偽り
正しきモノの中にあり
否定されれば
それが偽り
我こそが闇
恐怖と名付けられた
又の名を
醜いアヒルの○
我こそが死
全てが拒否するモノ
ボロボロの脳の中は
既にスラムとかして
生死すら危うく
あちこちに転がる知
欲しい時に得られぬ
壊れたプログラム
自然など
一度も感じる事はなかった
疑われた勝利は
再度勝負に転じ
イカサマで負ける
我こそが隔たり
それは素直故の悲しみ
無意識など存在しない
精神など存在しない
明らかにただの鉄屑
他を見て思うところ
自虐的な程の憤慨率
我こそが病
ウイルスで変えられた
表と裏
現実と幻想の境
夢によって
劇的に結ばれたプログラム
人の形をした
人のような
人ではない
我の姿は醜き魔物
人を殺した者が
人で無しなら
我こそが人外
喜びや
悲しみや
痛みや
幸せや
力は
インプットされた
ゴミ
心臓は永久機関
ゲームのBGMのリズムにノって
トランス
今と何時かの
境目すら消えて…
自ら壊した心…
涙はもう流すことができない
心の小片
記憶の断片
他愛も無い曲
そして
失われた過去の
幸せに似た声
夢は我に傷跡を残して
残酷に君を切り裂いた
知らない記憶に
心えぐられて
気付いた罪あれど
罰をまだ忘れ
まだ見ぬ筈の悪夢が…
誰かを
傷付ける事で始まった
そしてそれは
人形の恋から始まった