詩人:roki
朝陽がまだ見えない
夏の早朝に起きる
早々に用意をしたら
いざ山の麓へ
自転車を漕いで20分
待ち合わせた友人と会う
今日はいつもよりちょっとだけ
キツイかもよ?
湿った地面を踏む音
心地よいせせらぎの声
囀る鳥や リスと会う
朝の山道
道行く人達と挨拶交わして
元気をわけてもらう
僕のスニーカーは泥まみれ
そんな事は気にしない
辺りは徐々に明るくなり
少しずつ前へ前へ
登る僕と友のペースは
段々と上がって行く
汗をかいてもイヤな気がしない
むしろ吹く風が心地よい
上へ上がれば街が遠くなり
開けた景色が眩しい
頂上に辿り着いた
眼下には見渡せる絶景
ほんの小さな山だけど
この快感がたまらなく素敵
今日は絶対いい日になる
そんな気持ちにさせてくれる
朝陽が綺麗 夏の空