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[100914] 蜃気楼の天気予報士

詩人:クィルテット


お母さんがいったんだ

ぼくは“しんきろう”と言うものなんだって。

ぼくはホントは存在しないんだって

かなしくなったんだ…とてもとても。

だってぼくはここに居るのに。

ぼくの存在はにせものなんだって。

だからね決めたんだ。

『しんきろう』ってものをもっと知るために

“きしょうがく”にすすんで行くことにするよ。

それにしんきろうのぼくには

てんきのびみょうなうごきが分かる様なきがするんだ。

だからね、ぼくは『おてんきよほーし』になるよ。

あめのひには消えてしまうけれど

はれのひにはちゃんとここにいるから。

ぼくは

ここにいるから…。

2007/04/26 (Thu)
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