詩人:山姫
孤独が心を蝕む
一人の夜は雑踏に迷い込んだように不安になる
捨てられない手紙が記憶を呼び起こす
あの休日のドライブ 君の言葉
「生きるって手間がかかる」
いつもの無邪気な瞳が曇ってた
言葉を待ってるってわかってたのに
ヘタレな僕は何も言えなかった
ぐだぐだと時間を浪費してた僕に
生きる楽しさを君が教えてくれた
それなのに僕が教えてやれたのは
じわじわと距離が離れる低温火傷のような痛みだけだったね
今の部屋は半分余ったスペースが冬のように寒くて
休日の日差しが後悔という影を落とすよ
2010/09/06 (Mon)