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詩人:チェシャ猫
どれだけ嘘を重ねればいい
心だけでは満ちたりず
僕はまた貴方を求めている・・・・。
近付けば近付くほどに
心に痛みは重なって
いつからか位置づけられた曖昧な距離に
閉じ込められたまま
繰り返す欲望と後悔に手を引かれて
築いた時間に杭を打つ
それでもまだ見えぬ心の奥を
一人探し続けてる
「貴方にとっての僕は何ですか
僕が想っているほどに
貴方は僕を想っているのですか・・・?」
幾度嘘を差し出せばいい
誰に祈るかも知らぬままにその手を握る
まだこの思いは残したまま
僕はその手にさよならを告げる・・・。。