詩人:甘味亭 真朱麻呂
もうすぐ世界はその色を変えていく 君の生まれたこの街で またひとつ楽しいことが増えた同じ夢を背負ってあるく道過ぎゆく景色を横に見てゆっくりと通り過ぎる ああ 揺れ動く季節の中で いつでも僕はその時々の季節の音を聴き 楽しみながら歩き続けるのさ 右足を前にして 左足を前に出す そんな単純な動作を繰り返して歩き続けるのさ 世界に広がる無限に続く空の下 なくしてもまた拾い上げながら 泣き笑いして歩き続けるのさ。