詩人:雨蛙
貴女の痛みや苦しみを呑み込む渦になれたなら貴女の悲しみや泪を包み込む空になれたなら貴女の傷や影を照らし隠す太陽になれたなら貴女に祈りや癒しを乗せて運ぶ風になれたなら貴女に出会い悲しむ貴女の小さな背を目にした日から日々を重ねる毎にその想いは募り大きくなってゆく貴女に出会うまで自分の弱さを腑甲斐なさをこれほど強く恥じた事はなかった