詩人:猫の影
魔王の手にかかる君に彼の手は届かない魔王の囁きに彼の言葉はさえぎられる「あなたはあたしの王子様」?なんてことはない君を救えもしないヘナチョコ王子王子の剣はいともたやすくへし折られ気付けば血にまみれて立っているのがやっとの様子それでも彼は叫びつづけるそれでも彼は走りつづける彼が持つのは決して折れることのないaiという名の勇者の剣